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洋々LABO > AO・推薦入試情報 > 入試解説 > 【 解説 】慶應SFC AO入試の全体像

慶應義塾大学 総合政策学部・環境情報学部(通称:慶應SFC)は日本で初めてAO入試を実施した学部です。

出願のタイミングや方式が複数用意されているため、まずは入試制度を理解することが合格への第1歩となります。

この記事では慶應SFC AO入試の入試制度についてわかりやすく解説していきます。

慶應SFC AO入試の特徴(ざっくり)

評定による制限なし(A方式のみ)

慶應SFC AO入試A方式の出願資格では評定による制限が設けられていません。そのため評定に自信がなくとも、何かしらの誇れる活動実績がある方には合格のチャンスがあります。

高校卒業後年数の制限なし

慶應SFC AO入試では、高校卒業後何年経っていても受験が可能です。そのため現役生のみならず、既卒生、社会人など幅広い年齢層が受験をしています。

年間で最大3回の受験が可能

慶應SFC AO入試の大きな特徴として、4月入学I期、4月入II期、9月入学(既卒生のみ)と年間で最大3回の受験のチャンスが用意されています。何回でも出願可能で、例えば4月入学I期に出願して不合格だった場合でも、4月入学II期に再度出願することができます。

書類と面接による選考

選考内容は大きく書類による1次選考と面接による2次選考に分けられます。1次選考合格者のみ、2次選考の面接試験を受験できます。小論文や学科による試験は課されません。

入学試験概要

出願要件

方式 募集
人数
現浪
要件
評定
要件
その他要件 1次 2次

A

各学部
100
なし なし なし 書類 面接

B
(4月Ⅰ期のみ)

なし 4.5 なし 書類 面接

C

なし なし 対象コンテストでの所定の
成績
免除 面接

IB

なし なし 国際バカロレア資格 書類 面接

慶應SFC AO入試 入試スケジュール

4月入学I期

出願:8月初旬

1次発表:9月下旬

2次選考:10月初旬

最終発表:10月初旬

入学:翌年4月

4月入学II期

出願:10月中旬

1次発表:11月下旬

2次選考:12月初旬

最終発表:12月初旬

入学:翌年4月

9月入学

出願:6月中旬

1次発表:7月初旬

2次選考:7月中旬

最終発表:7月中旬

入学:9月

 

慶應SFC AO入試(4月Ⅰ期・Ⅱ期)の特徴

慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部(慶應SFC)のAO入試は、学力考査がなく、方式によっては評定平均の制限がないため、毎年、現役の高校生だけでなく、既卒生、社会人などの受験生も数多く受験しています。

慶應SFCは、日本で初めてAO入試を導入したということもあり、AO入試についてはかなり前向きに考えているようです。4月入学I期、4月入学II期、9月入学と年3回出願を受け付けています。

倍率は総合政策学部、環境情報学部ともに高く4月Ⅰ期では4倍~5倍程度、4月Ⅱ期では7~9倍程度となっています。ここ何年かは、4月I期での合格者の割合が高い傾向にあり、AO入試全体の定員の7割以上が4月入学I期で合格しています。

A方式、B方式、C方式と3つの方式があり、出願要件は異なりますが、いずれも志望理由書と面接を中心に評価されます。ただし、C方式の受験者には1次選考がなく、全員2次選考まで進めます。

出願の方式により倍率が変わり、多くの受験生が出願できるA方式は倍率が高く、学業成績の要件が加わるB方式、対象コンテストでの所定の成績が要件となるC方式となるにつれ倍率も下がります。

C方式で定めるコンテストの中でも、SFCが主催する「SFC未来構想キャンプ」という高1~3生を対象としたイベントがあります。参加にはセレクションがありますが、こちらに参加し、優秀賞を受賞するとC方式の出願資格を得られるため、参加をおすすめしています。例年8月初旬の開催となりますが、高3生でも4月Ⅰ期出願までには間に合うタイミングとなっています。

また、高2生のみを対象とした滞在型の未来構想キャンプも開催されており、こちらもSFCでの学びを具体的にイメージする上でもぜひとも参加したいところです。

SFCのAO入試は何回でも受験可能で、例えば4月Ⅰ期で不合格でも、4月Ⅱ期で合格を勝ち取るケースも例年珍しくありません。

慶應SFC AO入試(9月入学)の特徴

AO入試9月入学は既卒生か9月卒業見込みの帰国生が出願する入試となり、原則国内高校の現役生は受験できません。

募集人員の枠が限られていることもあり、非常に狭き門となっており、これを勝ち抜くためにはしっかりとした試験準備が求められます。ただしこれまでの洋々受講生の合否結果を見ても4月入学と選考基準が異なる印象はありません。また帰国生でないと難しいのではという噂もありますがそのようなこともありません。

9月入試における合格者は両学部それぞれ10名程度で、倍率は総合政策学部、環境情報学部ともに直近では4倍~5倍程度となっていますが、10倍を超える年度もあるようです。

また、9月入試ではA方式、C方式と2つの方式があり、出願要件は異なりますが、いずれも志望理由書と面接を中心に評価されます。ただし、C方式の受験者には1次選考がなく、全員2次選考まで進めます。

1次選考:書類による選考

A方式・B方式は書類による1次選考が課されます(C方式は全員面接にいけるが書類の提出は必須)。種類が多く、それぞれ作成に時間を要するため、計画的に作成していくことが望ましいです。
ここでは特に重要な書類に絞って解説をします。

Ⅰ.「志望理由・入学後の学習計画・自己アピール」

出願書類の核となる書類がこの「志望理由・入学後の学習計画・自己アピール」です。

2000字程度の文章で表現する①「志望理由書」と、A4サイズの用紙 2枚以内で自由に表現する②「自由記述」に分かれています。

1次選考の合否を左右することはもとより、2次選考の面接においてもここに記述した内容から質問されることが多く、作成段階から面接を意識した準備が必要になります。

Ⅱ.「活動報告」

自らがどの出願資格に該当するのかを自己評価するとともに、学業と学業外の活動内容(原則として中学卒業後のもの)について記入欄に従い入力します。

受賞歴や成果等を証明する書類は可能な限り「任意提出資料」として提出が求められています。

Ⅲ.「任意提出書類」

「活動報告」において記載した内容を証明・補足する資料のほか、大学入学後の目標や構想の実現につながる意欲や能力等を示すものがあれば資料として10点まで(サイズ制限あり)提出することができます。動画ファイルの提出も認められています。

Ⅳ.「志願者評価」

志願者を客観的に知る立場にある評価者2名にWeb上で入力してもらう必要があります。
1000字以内で記入する質問が2問とそれなりに分量があるため、評価者には時間の余裕をもって依頼をしておく必要があります。

事前に志望理由の内容などについて評価者に共有しておくことで作成がスムーズになります。

2次選考:面接による選考

2次選考はすべての方式に共通で、30分間の面接が課されます。

面接では志望理由を中心に、入学後の研究計画、これまでの経験などについてつっこんだ質問がされます。
30分間という時間のなかで様々な質問がされるため、どの方向から聞かれても大丈夫なよう書類作成の段階から一貫性をもった準備が必要です。

また、1次選考の合格発表から2次選考までの期間が1週間ほどしかないため、1次の発表を待たず面接練習を進めていくことをおすすめします。

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