上智大学
【上智大学】2021年度以降の一般入試変更点まとめ
2021年度大学入試改革に伴い、上智大学でも一般入試でこれまでの制度を一新すると発表がありました。主な変更点についてまとめました。
目次
一般入試が3つの方式に分かれる
新制度の一般入試は、
【1】TEAPスコア利用型(全学統一日程入試)
【2】学部学科試験・共通テスト併用型
【3】共通テスト利用型
の3つの方式で実施されます。
各方式の実施内容は以下になります。
2021年度一般入試方式 | 大学入学共通テスト利用 | 英語外部検定試験利用 | 独自試験実施 |
【1】TEAPスコア利用型(全学統一日程入試) | × | ○※TEAP/TEAP CBTスコアを利用 | ○※教科・科目型の出題 |
【2】学部学科試験・共通テスト併用型 | ○ | ○※CEFRレベルごとに得点化※複数の英語外部検定試験から選択可能とする予定 | ○※記述式を含む思考力を問う出題 |
【3】共通テスト利用型 | ○ | ○※CEFRレベルごとに得点化※複数の英語外部検定試験から選択可能とする予定 | × |
全方式において、英語4技能を測定する外部英語検定試験結果を活用
上の表から分かるように、すべての方式で英語学部検定試験の結果が必要になります。
【2】学部学科試験・共通テスト併用型および【3】共通テスト利用型で、どの検定試験が利用されるのかについては今後の発表が待たれますが、CEFRレベルに応じたバンドスコアによる得点換算が行われます。
<TEAPについての記事はこちら>
■「大学の学び」に近い英語力を―英語4技能試験「TEAP」とは?【大学入試改革特集】
■問われるのはずばり「国語力」―英語外部試験TEAPの攻略法【大学入試改革特集】
記述式を含む問題が出題される
【2】学部学科試験・共通テスト併用型において記述式問題が出題されます。文章理解力、論理的思考力、表現力など思考力を問う出題により、総合的な学力到達度を測定するとのことです。
「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験、資格・検定等の提出が必須に
Web出願時に高校生活において主体的に取り組んだ活動の成果や、留学・海外経験、取得した資格・検定などについて提出が必須になります。
ただし、得点化はせず、入学後の学生指導、高大連携に資するための参考資料として活用されるとのことです。
