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洋々LABO > 高校受験 推薦入試情報 > 早稲田系高校 > 【解説】早稲田大学高等学院 自己推薦入試の全体像

早稲田大学附属の男子校である早稲田大学高等学院(通称:早大学院)には一般入試のほかに自己推薦入試という入試制度が設けられています。早大学院生は全員が早稲田大学に進学できるうえ、看板学部である政治経済学部への推薦枠が多く、人気の附属校となっています。その中でも自己推薦入試は約100名という募集枠が設けられており、早大学院を目指す方であれば是非とも挑戦したい入試となっています。

今回はその早大学院の自己推薦入試について解説します。

早大学院 自己推薦入試の特徴(ざっくり)

約100名の募集枠

募集人数は約100名となっており、早慶附属校の推薦系入試の中では募集枠が大きく設定されています。同校の学校説明会では一般入試だけでなく、自己推薦入試の積極的な受験を促すなど、自己推薦入試に力を入れていることがうかがえます。
かつてに比べると倍率が上昇傾向にありますが、近年は2.5倍程度で落ち着いており、早慶附属校の中では狙い目の入試と言えます。

評定と欠席日数以外の出願要件なし

「中学校3年次第2学期の学期成績が9教科合計(5段階評価)で40以上」と「3年間の欠席合計が30日以内」という要件を満たせば基本的に出願が可能です。「とはいえ全国レベルの実績がないと受からないのでは?」「評定は45(満点)が必要なのでは?」とお思いの方も多いかもしれませんが、そのようなことはなく、華々しい実績がなくても合格するケースが少なくなく、評定も40で合格が可能です。
これは早大学院自己推薦入試の評価の観点が、華々しい実績の有無よりは、物事に対する取り組みの姿勢や高校入学後の目的意識を重視する傾向にあるためであり、多様な生徒を取り入れたいという学校側の意図がうかがえます。
なお、自己推薦入試合格者は原則必ず入学しなければなりません。

書類と面接で合否が決まる

英国数といった学科による試験はなく、出願書類と面接のみによる選考が行われます。そのため、当日の面接の出来はもちろん、面接における質問の素材となる出願書類については時間をかけて作り込む必要があります。
なお、書類による事前の選考などはなく、出願した方は全員面接を受験することができます。

入学試験概要

出願要件

方式 募集
人数
評定
要件
欠席
日数
その他要件 1次 2次

自己推薦

約100名 3年生2学期
合計40以上
合計30日以内 特になし 書類 個人面接

早大学院 自己推薦入試スケジュール

 

出願:1月15,16日(締切日消印有効)

試験日:1月22日

最終発表:1月23日

入学:4月

 

早大学院 自己推薦入試の特徴

早大学院自己推薦入試の特徴は、出願書類の記述量の多さ30分という面接時間の長さです。前述のとおり華々しい実績の有無があまり重視されない分、志願者一人一人の人物像についてしっかりと評価する入試となっており、必然的に試験内容も少し重めになっています。
それぞれの試験科目については以下で詳しく説明していきます。

出願書類

出願には各種出願書類の提出が求められます。ここでは特に重要な書類に絞って解説をします。

出願者調書[1][2]

出願書類の核となるのが「出願者調書[1][2]」です。以下の9つの質問で構成されています。

  1. あなたは、中学時代を通して、どのように人間的成長をしたと思いますか。
  2. あなたのものの見方や考え方に大きな影響をおよぼした事柄や体験の内容を記してください。
  3. あなたの長所をあげ、それをどのように活かしていきたいかを記してください。
  4. この1年間に起こった社会的出来事のうち、特に関心を抱いた事柄とその理由を記してください。
  5. これまで積極的に取り組んだ学校行事、部活動、社会活動、創作活動などの体験を具体的に記してください。
  6. 中学時代に学んだ教科のうち、特に関心を抱いた教科とその理由を記してください。
  7. 学校の教科以外で、特に関心を抱いて取り組んでいる学習があれば記してください。
  8. 最も興味深く読んだ本を順に2冊あげ、どういう点が興味深かったかを記してください。
  9. 高等学院入学後に取り組みたい事柄について記してください。

それぞれの質問については、必ず具体的なエピソードを取り入れるとともに、志願者の多様な側面について知りたいという意図があるため、各質問でなるべく違う事柄を取り上げるようにしましょう。
面接では出願者調書[1][2]に記載した内容に関する質問が中心となります。記載内容をそのまま答えるような質問ではなく、背景にある経緯や考え方に踏み込んだ問いがなされるため、書類作成の段階から面接での“つっこみ”を想定して内容について深く考え、穴を無くしておくことが求められます。

活動記録報告書

中学時代の学校内外の活動、大会・コンクール等での成績、所得した資格・技能について記載する書類です。記入欄に沿って記入する形式のため、記入方法について迷うことは少ないですが、しっかりとその活動のアピールポイントが伝わるような工夫が必要となります。
内容が書き切れない場合は用紙をコピーして追加することが可能です。

個人面接

面接は志願者1名対面接官3名の個人面接で、面接時間は30分間と他の高校にはない長さとなっています。
面接時間が長くなるほど、その場しのぎの回答は難しくなるため、一貫性のある受け答えができるよう、自らの考えを固めて臨む必要があります。
また、面接においては答えを暗記して臨むのではなく、その場でのコミュニケーション(対話)を意識することで高評価につながります。
そのためにも、出願後も書類の内容についてしっかりと自分の言葉で語れるレベルまで考えを深めておくことが重要です。

まとめ

早大学院自己推薦入試は評定と欠席日数の要件さえ満たしていれば、多くの方にとってチャンスのある入試と言えます。

洋々ではより詳細な試験内容や一人一人に適した準備方法について、指導経験豊富なプロが無料で個別にご相談を承っています。
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