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洋々LABO > インタビュー > コラム > 慶應で交換留学しよう![第3回]〜2次選考:面接編〜

はじめに

この記事は、慶應義塾大学で学部生として交換留学したいと考えている方に向けた記事です。今回は、特に面接(2次選考)に関するアドバイスと情報ををみなさんに共有します。

軽く私の自己紹介をすると、私はSFCの3年生で洋々でメンターを勤めています。現在は、慶應の交換留学制度を用いてスイスのベルン大学に留学しています。

実際に面接を通過し、留学準備を終えた私が面接はどんな感じなのか留学準備とは何をするのかなど私の経験に基づいて共有させて頂きます!

交換留学とは?

交換留学とは、慶應義塾大学が提携している海外の大学へ2学期間(約10ヶ月)留学する制度です。
しかし、希望するすべての学生が交換留学できるわけではなく、慶應義塾大学内で選抜があります。1次選考は出願書類に基づいて行われ、2次選考は面接です。

交換留学についての詳細を知りたい方は、第1回の連載記事をご覧ください。
▶ 過去記事:慶應で交換留学をしよう![第1回]

面接って何?

書類審査に通過すると、2次選考として面接が行われます。

面接はどんな感じなの?

面接は1人15分程度で行われます。面接官は3人で、基本的には慶應の教授が2人と、国際センターの職員が1人です。

事前に割り当てられた受験番号順に面接が行われます。自分の順番の2人前になったら、面接室の前の椅子に座って待ちます。
自分の名前を呼ばれたら面接室に入り、面接が開始されます。

面接では何を聞かれるの?

面接の軸は、なぜその大学に留学したいのか、留学先での勉強計画です。
もちろん面接官によって質問する具体的な内容は異なります。
例えば、

知人A(スイス)
面接では、主に「どうしてスイスに留学したいのか」ということを質問されました。
その後、面接官が自分の1次書類をパラパラめくりながら、「スイスはこんなところみたいだよ」と話して終わりました笑

知人B(スイス)
まず初めに、「留学志望理由と留学の計画を話してください」と言われました。

その後、留学先の言語(ドイツ語)と自分が第2外国語(フランス語)で履修した言語が違っていたので、なぜフランス語圏の大学に行かないのか聞かれました。加えて、自分の志望大学に留学したい理由を質問されました。

あとは、ドイツ語の勉強をどう進めていくかとか、将来についてなどを聞かれて終わりました。

知人C(ノルウェー)
初めに、「志望動機を過去(これまで何をやってきたか)・現在・未来(留学後に留学経験をどのように活かしたいか)に沿ってまとめて話してください」と言われました。

そのあとは、上の質問で答えたことを深掘りされました。

面接のために新しく何かを準備する必要は特にありません。自分が書いた1次書類をよく見直し、書類の内容要約してはなせれば十分面接に対応できるでしょう。

しかしもちろん、自分が留学したい国・大学の詳細を調べ、1次書類で書いた内容に付け加えて話すことができれば、さらに高評価です。

面接で評価されるポイントは?

慶應義塾大学の国際センターHPに、交換留学制度の選考で評価されるポイントが記載されています。

① 留学計画目的や内容、留学希望大学に関する知識等
② 専門分野に関する知識 専門性や学業成績
③ 自己表現の明確さ
④ 自立心・精神的成熟度・社会性・積極性・協調性
⑤ 留学先大学使用言語の聴解力・口頭表現力・読解力・作文力
⑥ 異文化に対する適応力や柔軟性

もちろん慶應のGPAや、語学能力試験のスコアも評価基準の一つですが、面接で特に大切なポイントは上の6点と言えるでしょう。
留学するにあたって、十分な生活適応能力があるか否かが問われます。

どんな服で行ったら良いの?

多くの学生はスーツで面接に行っています。
特に規定はないのでスーツでなくても大丈夫ですが、交換留学の面接も、慶應の正式な面接であることを考えた上で服装を選ぶことを推奨します。

私の面接エピソード

私が面接の前にしたことは、自分の出願書類を見直したり、自分が志望した大学のHPを再度確認したりすることです。面接練習をするなど特に特別なことはしませんでした。

面接当日。私はスーツではなく、落ち着いたコーデの私服で面接に行きました。面接会場は三田キャンパスでした。自分がいつも通っているキャンパスではないので、時間に余裕を持って家を出発しました。

しかし私は慣れない三田キャンパスの中で迷いに迷いました。焦りながらキャンパス内の人に尋ね回り、時間ギリギリでようやく面接会場の教室の前へ。

ですがそこにはさらなる驚きが待っていました。見渡す限り全ての学生がスーツで面接に来ていたからです。「うわー失敗したなぁ、、、」と心の中で後悔していると、私の名前が呼ばれました。

ノックをして面接室に入ると、目の前に3人横並びで男性の先生方が座っていました。私は先生方の目の前に置かれている椅子に座り、面接が開始しました。

軽く自己紹介をした後、1人の先生が「では、志望理由を教えてください」と言いました。次に別の先生が「慶應では何を勉強しているの?」と尋ね、「帰国後はどのように留学先での経験を研究に活かしたいですか?」と続けて質問しました。

その後も質疑応答が続き、面接の終盤。「それでは最後はドイツ語で質疑をします」と言われました。
まさかドイツ語を話すとは思っていなかったので、驚きました。

しかし内容はさほど難しくなく、「メルケル首相のイベント*に行きましたか?」と聞かれ、私が「はい、行きました」と答えると、「その会場はどこにありましたか?」と続けて聞かれ、「三田キャンパスは馴染みがないのでよく覚えていませんが、確か”北なんとか館”だったと思います。」と答え、終了しました。

「面接は以上です。お疲れ様でした。」と言われ、一礼して教室を後にしました。

質問にうまく答えられないこともあったので、少し心配でしたが、無事面接を終えることができました。

*私の面接の少し前に、ドイツのメルケル首相が慶應大学を訪問し、慶應の学生と質疑応答を介してコミュニケーションを取るイベントがありました。

まとめ

”面接”と聞くと、とても大仰なように聞こえてしまうかもしれませんが、緊張する必要はありません

面接担当の先生方も、学生を選考から落とすために面接をしているのではなく、その学生が充実した留学生活を送れるかどうか確認しているに過ぎないからです。
リラックスして、素直な気持ちで面接に挑めば、問題はないでしょう。

最後に。この記事に興味を持ち、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

慶應義塾大学環境情報学部3年の光延いのりです。

高校時代に1年間フィンランドに留学していた経験を生かし、SFCにAO入試で入学しました。洋々でメンターをやりながら、SFCの魅力を伝える記事も執筆しています。

SFCでは、ドイツ語を学びながら日本史・日本政治のゼミで勉強しています。

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