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洋々LABO > 高校受験 推薦入試情報 > 早稲田系高校 > 早稲田実業学校高等部 推薦入試の全体像

早稲田実業学校高等部(以下、早実)は早稲田大学の系属校の一つです。基本的に在校生は全員推薦により早稲田大学に進学できるため、都内でも入試難易度の高い高校となっています。
その早実には一般入試のほかに推薦入試という入試制度が設けられています。今回はその早実推薦入試の全体像について解説します。

早実 推薦入試とは?

早実推薦入試は「入学後もその学力と技能等を生かし、積極的に自己の全人格を成長させる意志のある生徒を発掘し、受け入れること」、「多様な能力を持つ生徒を受け入れることによって、より豊かで活力のある学校を作」ることを目的として実施されています。
実際はスポーツ推薦入試としての色合いが強い入試ですが、入学後は内部進学生、一般入学生と机を並べて学ぶことになり、文武両道を実践できることが前提となります。
以下で入試の概要について解説していきます。

実施日程

・活動実績資格相談:12月中旬
・出願:1月中旬
・選考日:1月下旬
・合格発表:1月下旬

※ 出願には12月中旬に開催される「活動実績資格相談」への参加が必須となります。参加には予約が必要です。予約方法等は同校のウェブサイトにて公開されています。

募集人数・倍率

男女合わせて50名です。
2019年度推薦入試の倍率は2.6倍でした。
男女別に見ると男子2.4倍女子3.8倍と女子の倍率が高い傾向にあります。
スポーツ分野の受験生が大多数であり、また男子受験生が受験生全体の7割以上となります。
倍率は男子よりも女子が高い傾向に、スポーツ分野よりも文化分野が高い傾向にあります。

出願資格

主な出願資格は以下の通りです。第一志望であることが前提となります。
出願時にはスポーツ分野か文化分野のどちらかを選択します。最新の受験資格については必ず募集要項をご確認ください。

評定

中学第1学年と第2学年の学年評定および第3学年12月末時点の全必修教科の評定(5段階評価)の合計が、94以上で、かつ評定1を含まない者。

欠席日数

各学年における欠席日数が原則として7日以内の者。

活動実績

[スポーツ分野の出願資格]
次の1または2のア・イ・ウいずれかに該当する優秀な活動実績をもち、人物的にも優秀である者。
1.集団的スポーツ
ア.都道府県大会で、第8位以内に入賞した正選手。
イ.全国・関東大会等に出場した正選手。
ウ.上記ア・イを超えるような活動実績。
2.個人的スポーツ
ア.都道府県大会で、第8位以内に入賞。
イ.全国・関東大会等に出場。
ウ.上記ア・イを超えるような活動実績。

[文化分野の出願資格]
次のア・イ・ウいずれかに該当する優秀な活動実績をもち、人物的にも優秀である者。
ア.都道府県レベルのコンクールや展覧会等で入賞以上。
イ.全国レベルのコンクールや展覧会等で佳作以上。
ウ.上記ア・イを超えるような活動実績。

※スポーツ分野、文化分野ともに
1.原則、中学1年生から中学3年生の継続した活動であること。
2.日本国内、または日本代表等として出場した大会・展覧会等であること。
が条件となります。

出願可能な活動クラブ一覧

[男子]
アイススケート(アイスホッケーのみ)、弓道、剣道、硬式テニス、硬式野球、ゴルフ、サッカー(フットサルを除く)、柔道、水泳(競泳のみ)、ソフトボール、卓球、軟式テニス、軟式野球、ハンドボール、バスケットボール、バドミントン、バレーボール、米式蹴球、ボート、ラグビー、陸上競技、音楽、科学、珠算、書道、吹奏楽、美術、文芸

[女子]
弓道、剣道、硬式テニス、ゴルフ、柔道、水泳(競泳のみ)、卓球、軟式テニス、バスケットボール、バドミントン、バレーボール、陸上競技、音楽、科学、珠算、書道、吹奏楽、美術、文芸

試験科目・配点

試験科目は
・作文
・面接

の2つです。
出願書類による1次選考は無く、出願した者は全員上記の試験を受けることができます。

各試験の内容とポイント

出願書類

志願者本人が作成する主な書類として「活動実績証明書」があります。基本的には記入欄に沿って志願者の基本情報や大会等での活動実績を記入するものとなっています。
記入した活動実績については「活動実績を証明する資料等」をあわせて提出する必要があります。活動実績を証明できる賞状や新聞・雑誌を提出します。

作文

選考当日はまず作文試験が実施されます。試験時間は60分間です。
例年短い問題文が提示され、それについて自らの意見を800字以内で論述する形式となっています。テーマとしては、社会的な背景知識を必要とするようなものではなく、受検生の日頃の考え方や物事に対する姿勢を問うようなものが多くなっています。

面接

作文終了後、昼食をはさんで面接試験が実施されます。志願者1名に対し、面接官5名の個人面接で、時間は10分~15分程度です。
早実を志望する理由や取り組んできた競技や活動についてや、将来の目標等について質問がされます。
出願書類には志望理由を記入する項目がないため、志望理由について深く考えないまま試験当日を迎えてしまう受験生が少なくありません。事前に志望理由や自己PRなどについても具体的に考えておくことが重要です。

早実の推薦入試で合格する受験生とは?

活動実績はどの程度必要?

知名度の高い高校だけあって、全国から受験生が集まります。そのため必然的に受験生の活動実績は全国大会上位入賞などハイレベルなものとなっています。
まずは活動実績が重視される傾向にあり、実績面でビハインドがある場合は厳しい戦いを強いられがちです。

評定は高い方が有利?

評定は出願要件を満たしていればあとはフラットに評価され、評定が高いほど有利ということは無いとされています。実際に出願要件ギリギリの評定でも合格者は出ています。
一方で、早慶附属校の推薦入試の中では評定要件が低く設定されている早実ですが、受検者の評定平均値は低いわけではありません。文武両道を体現する同校において、学力面でも問題がないことを示す上でも、可能な限り良い評定をとっておいた方が良さそうです。

作文や面接はどの程度重要?

前述の通りハイレベルな活動実績をもった受験生が多く集まるため、作文・面接での差別化が重要といえます。
例えば面接で志望理由を答える際に「入学後も部活でスポーツを頑張りたい」という内容でも問題はありませんが、推薦入試生においてはそれは大前提といえます。そのため学習面においても、早実である必要性について具体的に理由を説明できるようにしておく必要があります。
中学校の授業なかでは作文や面接を扱う機会がほとんどないため、事前の準備の有無が大きな差となります。計画的に準備をしておきましょう。

無料個別相談受付中!

早実推薦入試は文武両道を実践してきたという自信がある方にとっては、思う存分その強みを発揮できる入試となっています。

洋々ではより詳細な試験内容や一人一人に適した準備方法について、指導経験豊富なプロが無料で個別にご相談を承っています。
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早実推薦入試「合格者の声」

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