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洋々LABO > 高校受験 推薦入試情報 > 都立高校 > 【都立高校】推薦入試もしっかり準備すべき3つの理由

都立高校の一般入試を受験される方がその前哨戦として位置付けているのが推薦入試です。「推薦入試は宝くじのようなものだから」「対策の方法がわからない」といった声も多く、あまり準備に時間をかけていないのが現状のようです。

しかし、しっかりとした準備さえすれば確実に合格に近づくことができるだけでなく、その先に控えている2021年の制度改革後の大学入試においても推薦入試での経験を活かすことができます。
推薦入試の準備もしっかりと行うべき3つの理由についてみていきましょう。

推薦入試は準備で差がつきやすい

都立高校推薦入試で課される科目は自己PRカード、小論文・作文、面接、集団討論と中学校や学習塾では普通対策を行わないものとなっています。これがほとんどの受験生が準備をせず本番を迎えている要因の一つとなっています。

面接・集団討論については「慣れ」も重要であり、数回の練習を経験することで確実に得点を上げることが可能です。小論文・作文についても本質的な実力を養成するためにはある程度時間を割かなくてはなりませんが、形式に慣れるという意味で過去問を数年分解き、添削をしてもらうだけでも確実に得点を伸ばすことが可能です。そのため推薦入試は少ない準備で他の受験生と差をつけやすい“お得な”入試と考えることもできます。

もちろん、合格をより確実なものにしたい場合は、早い段階から準備を始めることをお勧めします。一般入試と無理なく両立しながら本質的な力を身に着けることも可能です。

有意義な高校生活につながる

推薦入試の重要な評価項目の一つとして、入学後の目的意識や学習意欲が挙げられます。これらは主に面接を通じて評価が行われますが、面接では事前提出する「自己PRカード」をもとに質問がなされます。そのため自己PRカードは「出したら終わり」のものではなく、面接も想定して内容を吟味したうえで作成する必要があります。

自己PRカードでは、「1 志望理由について」「2 中学校生活の中で得たことについて」「3 高等学校卒業後の進路について」についてそれぞれ記述が求められています。その中でも1と3を記述するにあたっては、自分が将来実現したいことを明確化したうえで、その高校の環境を使って何を経験し、学びたいのかを具体的にする必要があります。

これらを考えることはモチベーションの向上につながるほか、高校での具体的な学びのイメージを持つことができるため、目的意識をもった有意義な高校生活につなげられる受検者が多いようです。

大学入試改革に強くなる

文部科学省の進める高大接続改革の一環として、大学入試改革が進められています。2021年度以降に大学入試を受験する方にとっては不安要素の一つと言えるかもしれません。

しかし、改革の内容を見ると推薦入試を経験した方にとっては以下の3つの理由から有利ともいえます。

国立大学のAO入試・推薦入試の定員が30%に拡大する

私立大学に比べAO入試・推薦入試の導入が遅れていた国立大学においても、2021年度までにその割合を入学定員の30%にまで拡大するという数値目標が掲げられました。AO入試・推薦入試は都立高校推薦入試と同じく、出願書類(志望理由書など)や面接、小論文などを通じて選考を行います。それを高校受験時に経験しておくことは大きなメリットといえます。

国立大学2次試験において書類審査や面接が導入される

筆記試験に加え、今後は書類審査や面接試験の導入が検討されています。これには筆記試験によって測れない学習に対する意欲を見るという意図があり、書類の内容は主に志望理由書や学習計画書となることが予想されます。これは都立高校推薦でいう「自己PRカード」にあたるものであり、基本的な書き方を身に着けることで大学入試にも活かすことができます。

調査書の重要性が高まる

入試改革では高校から提出された調査書の内容も評価の対象となる方針が打ち出されました。それに伴い、これまでの表裏1枚という調査書の書式の制限は撤廃され、高校時代の諸活動について具体的かつ詳細な記述が可能になります。この変更により、高校生活をただ漫然と過ごしてしまった場合、書くべき内容が見つからないという事態も起こってきます。推薦入試対策を通じて高校での目的意識を明確化することで、「自分は何をすべきか」が分かり、漫然と日々を過ごすことの防止にもつながります。


いかがでしたでしょうか?「宝くじ感覚」で受験している方が多い都立高校推薦入試ですが、しっかりと対策をすることで着実に合格のチャンスを広げることができるだけでなく、入学後にも大きなメリットがあると言えます。

推薦入試を通じてぜひ成長の機会にしてみてはいかがでしょうか?

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