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洋々LABO > 2021年入試改革情報 > 入試改革 最新動向 > 【どう変わる?】2021年度 早稲田大学一般入試改革を解説!

文部科学省が進める大学入試改革の方針に合わせた形で早稲田大学政治経済学部・国際教養学部・スポーツ科学部の2021年度一般入試が大きく変わります。

2021年度から始まる大学入学共通テストや英語外部検定試験を活用するなどこれまでとは違う準備が求められることになりそうです。

従来の3科目入試がなくなる

これまでの政治経済、国際教養、スポーツ科学部の一般入試では外国語、国語、地歴または数学(スポーツ科学部の場合は小論文)という3科目入試が一般的でした。しかし2021年度より、こうした従来の3科目入試が廃止されることが発表されました。

2021年度からは大まかに
・大学入試共通テスト(センター試験に代わって導入されるテスト)
・英語外部検定試験(スポーツ科学部は必要なし)
・学部独自試験(学部独自に作成、スポーツ科学部B群、C群は必要なし)

という試験内容に変更されます。

自己アピールが必要に

こちらは全学部共通で、Web 出願時に、「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験を記入が求められるようになるとのことです。受験生本人で自分自身の経験を振り返り、文章化することが求められています。

点数化は行わず入学後の活用を想定しているようですが、今後詳細の発表があり、入試において一定の判断材料となる可能性も考えられます。

政治経済学部の変更点

まず、政治経済学部における試験内容は以下になります。

【政治経済学部 試験内容】
・大学入学共通テスト(4科目) 100点
・英語外部検定試験 30点程度
・学部独自試験 70点程度

数学が必須に

大学入試共通テストにおいて数学IAが必須となります。大学入学共通テストの4科目は英語、国語、数学(IA)の3科目に地理歴史、公民、数学(IIB)、理科のうちからいずれか1科目を加えた形で1科目25点で計算されます。

これまで政治経済学部では外国語、国語、世界史また日本史のいわゆる文系科目だけで受験できた政治経済学部ですが、今後は数学の学習も必須となります。

学部独自試験は長文を読み解く問題へ

学部独自試験は「⽇英両⾔語による⻑⽂を読み解いたうえで解答する形式とし、記述解答を含む」とあり、詳細はまだわかりませんが、従来の一般入試の出題形式とは一線を画するものになることが予想されます。

現在の政治経済学部グローバル入試における論文審査の形式が参考になりそうです。(ただし、グローバル入試の論文審査は日本語のみ。)

募集人数の減少

募集人員は300名と従来の450名の3分の2と大幅に減ります。なお、従来のセンター利用入試も大学入学共通テストを利用した入試として引き続き実施するとのことですが募集人員は50名とこちらも従来の75名から3分の2に減る予定です。

早稲田大学 2021 年度 政治経済学部 一般入試改革
https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2015/06/2021ad_change_pse.pdf

国際教養学部の変更点

政治経済学部と同様に早稲田大学国際教養学部の一般入試も2021年度大きく変わります。まだ配点は公表されていませんが政治経済学部同様、

【国際教養学部 試験内容】
・大学入学共通テスト(2科目:国語は必須。地理歴史、数学、理科から1科目選択。)
・英語外部検定試験
・学部独自試験(英語)

の3つを通して評価する形になります。

また、従来のセンター利用入試(定員50名)は廃止されるとのことです。

早稲田大学 2021 年度 国際教養学部 一般入試改革
https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2015/06/2021ad_change_sils.pdf

スポーツ科学部の変更点

スポーツ科学部において最も大きく変わるのは従来の一般入試およびセンター利用入試(センター+一般)で、早稲田独自の試験が小論文のみになります。

募集人員の配分に大きな変更はなさそうです。

A群(定員150名)

現行の一般入試(定員100名)およびセンター利用入試[センター+一般方式](定員50名)が1つにまとまり以下の受験科目になります。

【スポーツ科学部 A群 試験内容】
・大学入学共通テスト 2科目
・学部独自試験(小論文)

B群(定員150名)

現行のセンター利用入試[センターのみ方式](定員50名)については基本的に現在の形が踏襲されるようです。

【スポーツ科学部 B群 試験内容】
・大学入学共通テスト 4科目

C群(定員50名)

現行のセンター利用入試[競技歴方式](定員50名)についても現在の形に近い内容になっています。

【スポーツ科学部 C群 試験内容】
・大学入学共通テスト 3 科目
・競技歴調査書

大学入試共通テストの利用科目については2018年12月末を目途に公表とのことです。

早稲田大学 2021 年度 スポーツ科学部 一般入試改革
https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2015/06/2021ad_change_sps.pdf


まだ詳細について発表されていない部分もありますが、今回の早稲田大学の一般入試改革は他の私立大学に先駆けての大きな変更となりました。そのため、この流れを受けて他の大学も入試制度を見直す動きが活発化する可能性が考えられます。

2021年度以降に早稲田大学はもとより、他の難関私立大学への入学を目指す方は引き続き入試情報を収集を行っていきましょう。

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