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洋々LABO > 学科試験 > 文章トレーニング > ご挨拶 藤坂文章トレーニング

はじめまして、こんにちは。洋々LABO編集部の藤坂といいます。
第一回目となるこの記事の冒頭ですこし、自己紹介をさせてください。

わたしは洋々で小論文のトレーナーとメンターを3年弱担当したのち、就活のアドバイザーやWebメディアの編集者といった仕事にたずさわり、足掛け5年ほど、「人が書いた文章をもっと良くすること」に携わっています。2018年の夏からまた現役のメンターとして復帰し、これからもたくさんの高校生たちの文章を読ませてもらうことになるはずです。

およそ5年間で計100名以上の方々の文章を読ませていただいて、何度も感じたことがあります。

それは「『書いて伝える』ためには、トレーニングが必要だ」ということ。

わたしたちは、毎日当たり前のように日本語でおしゃべりをして、LINEを打って、本を読んで、音楽を聴きます。しかし、あまりに当たり前過ぎて見逃してしまう事実として、わたしたちは「書いて伝える」トレーニングを、小学校から高校までのあいだでほとんどしてきませんでした。作文の時間はあっても、「作文とはなにか」「書いて伝えるとはどういうことか」ということを問い直す授業を受けたことがある人は、おそらくほとんどいないはず。

伝えたいことはあるのに、「書き方」がわからずうまく伝えられない。そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。それは、あなたに文章力がないからでも、ましてや頭が悪いからでもありません。書くためにはトレーニングが必要だということを知らなかった、だから書くためのトレーニングをしてこなかった、というだけです。小学校や中学校では教わらないことなので、こればかりは誰のせいでもない、仕方ないことだと思います。

わたしは、「書く」ということは、「話す」と同じくらい大切な意思疎通の方法だと考えています。会話をしていてもすぐには言葉が出てこないとか、じっくり考えてから伝えたいことを伝えるやり方のほうが合っている、という人にとってはなおさらです。時間をかけて「書く」という行為を通すからこそ、ほんとうに伝えたいことがよりクリアに洗練されて見えてくる。そんな営みを、わたしは心の底から愛しています。

わたしはこの企画を通して、皆さんに「書くためのトレーニング」を少しずつお伝えしていきたい、と思います。

特にAO入試や推薦入試を考えている方であれば、「書いて伝える」は避けて通れません。志望理由書や小論文は、顔の見えない面接です。その読み手は、書類に落とされている文字を通してしかあなたのことを知ることができないのです。
では、どう書けばいいのか?どうしたら伝わる書き方ができるのか?気になりますよね。早く「受かる文章」が書けるようになりたい!とお急ぎの方、ごめんなさい。この連載では、これをやれば必ず受かる文章術!というお手軽なトリックを伝えるのではなく、時間をかけてすこしずつ、さまざまな力を鍛える術をお伝えしていこうと思います。

初回のこの記事ではまず、「書くとはなにか」からはじめます。そして、これからは、毎日実践できるような簡単なトレーニングをお伝えすることを通して、少しずつ「書いて伝える力」を一緒に育てていきたいと考えています。あなたの「書く」にすこしでも貢献できればうれしい限りです。

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洋々の小論文トレーナー兼メンター。編集と執筆もしています。かぼちゃと春と動物が好き。