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洋々LABO > 高校受験 推薦入試情報 > MARCH系高校 > 【解説】青山学院高等部 推薦入試の全体像

青山学院高等部は青山学院大学への内部進学権を得られることもあり、人気の付属校となっています。それだけでなく、自主性を重んじる自由な校風や、充実した英語教育なども人気の秘訣です。

今回は青山学院高等部の推薦入試について解説をします。

青山学院高等部推薦入試とは?

まずは概要を見ていきましょう。

実施日程

  • 出願       1月中旬
  • 試験日      1月下旬
  • 合格発表     2月初旬

募集人数・倍率

募集人数は男女合わせて約70名。近年の合格者の内訳は男子34名、女子40名となっています。
倍率は男子は約2倍、女子は約3倍と例年女子の方が高い傾向にあります。

応募資格

まずは評定要件として3年2学期の9科目の合計評定が男子は38以上、女子は41以上であり、2以下の評定がないことが挙げられます。

次に欠席日数が5日以内であり、3年間の欠席日数の合計が15日以内であること。
そして、保護者のもとから通学可能な者であることが条件となります。

高校を併設している私立中学および国公立・私立の中等教育学校の生徒は受験資格がないため注意が必要です。
原則第一志望であることが条件であり、合格の際は入学を確約できる者に限られています。
  

試験科目・配点

試験科目は適性検査、面接、書類審査です。
出願書類による事前の足切り等はなく、出願者全員が適性検査および面接試験を受けることができます。

各試験の内容とポイント

出願書類

推薦入試作文

800字以内で作成する「推薦入試作文」が出願書類のなかでもメインとなります。

テーマは例年以下の通りです。
「あなたが中学校生活において、最も大切にしてきたことは何か、具体例をあげながら、下記の原稿用紙欄に800字以内で書いてください。」

「最も大切にしてきたこと」を聞かれて難しく感じるようであれば、「最もがんばって取り組んできたこと」と読みかえると考えやすくなるかもしれません。

高校側としては作文を通じて志願者の人物像を知りたいと考えているので、設問文にある通り、具体的なエピソードを交え、読み手が普段の志願者の姿がイメージできるような文章を心がけましょう。

志望理由書

200字以内で志望理由を記述します。こちらはインターネット出願サイトからの入力になります。

志願者は青山学院高等部のどういった要素に魅力を感じ、それにどのように取り組んでいきたいと考えているのか、将来の展望を交えつつ200字という非常に限られた字数のなかで具体的かつ簡潔に伝える必要があります。

面接

面接は個人面接の形式で、志願者1名に対して面接官が2名で行われます。時間は10分程度です。志望理由や中学時代にがんばったことなど基本的には出願書類の内容を中心に質問がされます。

書類を読めば分かることについては聞かれず、その背景にある理由やエピソードを説明できるよう準備を重ねておく必要があります。

適性検査

適性検査は60分のなかで国語・数学・英語の問題に答える形式になっており、マークシート式試験になります。取り組む順番や時間の配分は自由です。

過去問については公開されていないものの、青山学院高等部の教諭によれば、評定に見合う学力があるかを確認することが目的であり、中学の教科書程度の難易度とのことです。

実際に受験した志願者からは、公立高校入試~青山学院高等部一般入試の基礎問題レベルという感想が多く聞かれ、一般入試に比べるとだいぶ易しいというのが共通認識のようです。

推薦入試で合格する生徒とは?

必要な内申点

男女ともに内申点に関わらず合格者は出ていますが、点数が上がるにつれ合格率も高まる傾向にあります。
しかし、女子に関しては内申点が44~45の志願書が多くを占め、44,45あれば確実に合格ともいかないのが現状のようです。

内申点・適性検査・面接の内訳

配点の割合は公表していないものの、単純に3分の1ずつということはなく、そのなかでも面接およびそのもととなる推薦入試作文は大きなウェイトを占めるとのことです。
ただし、全体のバランスをみて合格者を選んでいるとのことです。


推薦入試は単純にチャンスが増えるだけでなく、残念ながら不合格となってしまった場合でも、一般入試で補欠合格となった場合には優遇されるなどといったメリットも存在します。

一般入試で目指している方もぜひ推薦入試にトライしてみてはいかがでしょうか?

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