AO入試・推薦入試のヒントが見つかるメディア

洋々LABO > 面接の準備方法

面接の準備方法

AO入試・推薦入試の面接試験と聞いて「自己紹介などの決まった質問しかされないでは?」「印象を見ているだけでしょう?」と考えていらっしゃる方も少なくありません。

しかし、AO入試・推薦入試においては面接が合否を分ける重要な試験として位置付けられており、志望理由、これまで取り組んできたこと、大学で学びたい事、将来実現したい事などについて突っ込んだ質問が繰り返され、付け焼刃の準備では太刀打ちできないのが実情です。

面接試験に臨むにあたって具体的にどんな準備が必要なのかを見ていきましょう。


AO入試・推薦入試の面接試験の概要

AO・推薦入試における推薦入試はほとんどの場合、出願書類の提出後に行われます。出願書類の通過者のみを対象とする大学と、出願者全員を対象とする大学がありますので各大学の募集要項を確認してください。

面接の形式は受験生1人に対して面接官2名~3名という個人面接がベーシックですが、受験生も複数名で行ういわゆるグループ面接を行う大学もあります。

実施時間は10分~15分が基本的な長さですが、なかには30分を超える面接を実施する大学も存在し、前年度の傾向を調べておく必要があります。

面接官は基本的に志望学部・学科の教授が行います。

AO入試・推薦入試の面接では何が聞かれるか?

大学・学部は違えど、面接官が知りたいポイントは同じです。以下で面接における基本的な質問をみていきましょう。

志望理由について

必ずと言っていいほど聞かれるのが志望理由です。「他のどの大学でもなく、なぜこの大学なのか?」が問われます。直接的に「志望理由を教えてください」と聞かれる場合が多いですが、その後様々な質問を通じて志望理由が本当かどうかを確かめられます。
間接的に志望理由を確かめる質問としては以下のものが考えられます。

  • 大学4年間の学習計画を教えてください。
  • 入学後に受講したい授業はありますか?
  • どの教授のゼミに所属したいですか?
  • 〇〇学部であれば他の大学にもありますが、どうして本学なのですか?どんな違いがありますか?
  • 本学のどういった点を良いと思いましたか?など

高校時代の取り組みについて

高校時代に何に取り組み、そこでどのように努力し、どのような結果になったのかについて具体的に質問されます。特に何か困難が生じた際に、どのようにその困難を乗り越えたのかについて聞かれることが多く、具体的に取り組んだことを交えながら説明することが求められます。面接官はこれらの質問を通じて、大学入学後も努力を怠ることなく頑張ってくれる人物かどうかを判断します。

一方で、志望理由との関連性も重要なポイントです。高校時代から大学で学びたいと思っていることに関連する取り組みを行っていると、志望理由の説得力につながります。

受験生としては自己PRの機会と捉え、アピールポイントを盛り込んだエピソードを答える必要があります。これまでの取り組みを棚卸しし、それらを分かりやすく伝える事前準備を行っておきましょう。

  • 高校時代に最も頑張ったことを教えてください。
  • 高校時代で最も大変だったことを教えてください。
  • なぜそれに取り組もうと思ったのですか?
  • その問題に対してどのように取り組みましたか?何かあなたなりの工夫はありましたか?
  • チームの中ではどういった立場でしたか?どのような貢献をしてきましたか?など

将来の目標について

大学卒業後にどういった目標をもっているのかも詳しく質問されるポイントです。将来どんなことを実現したいのか、どうしてその目標をもつようになったのか、その目標に向かって現時点で取り組んでいることはあるのか等の質問がされます。

当然、こうした目標をもっているからこそ、その大学で学びたいのだということが伝わる内容でなければいけません。
基本的には志望理由書に盛り込むことが多いため、志望理由に関する質問の中で一緒に聞かれることがほとんどです。

面接の準備方法

アピール戦略の作成

志望理由書に基づき、面接で何を聞かれても応用を利かせて本番で対応できるよう、自分自身のアピールポイントと大学の志望理由を改めて掘り下げて考えます。

そして、上記を面接の本番時に最も効果的表現できるかの戦略を練ります。

本番を想定した模擬面接

上記のようなステップで如何に優れた戦略を練っても、これが本番で発揮できなければ意味がありません。また、事前に机上の空論でつくった戦略も、実際に模擬面接をして厳しいつっこみを面接官から受けると、想定外にぼろがでるケースが多々あります。

そこで本番よりも厳しい場面を設定した模擬面接で、アピール戦略を再確認し自信を持って本番に臨みます。
なお、面接やプレゼンテーションは、ぶっつけ本番で臨んでも自分の本当の力を発揮できるとお考えの受験生は多くいらっしゃいます。

確かに非常に限られた優秀な方にとってはそのようなことも可能なのは事実です。しかしながら、類まれなるカリスマ性と話術を持ったアメリカの歴代大統領でさえ、重要な大統領演説の際には必ず事前に入念にアピール戦略を練り、何度もリハーサルとシミュレーションをして本番に臨んでいます。

[cta id=’377′]